OJARUMARU 中目黒店 様
1.ご相談の背景と対応内容
本件は、準工業地域で保全対象施設との距離規制に該当する可能性がある中で、事前調査により適法に開業を実現した事例です。
今回ご相談いただいたのは、目黒警察署管内の中目黒駅から徒歩2分という非常に立地の良い物件で、ポーカーバーの開業を検討されていたお客様です。
本件は、インターネットからお問い合わせをいただいたことがきっかけでした。
過去に別の行政書士へ相談されたご経験もあったとのことですが、対応スピードや判断の早さについてご評価いただき、そのままご依頼をいただく流れとなりました。
一見すると条件の良い物件ですが、このエリアは準工業地域に該当し、風営法上は「周囲100メートル以内に保全対象施設(入院施設のある病院・学校など)がないこと」が求められます。
実際に近隣には、保全対象施設となる武蔵野音楽大学があり、中目黒駅周辺には、クリニックなども多数存在するので、距離関係の確認には細心の注意が必要な状況でした。
お客様ご自身も物件探しにかなり苦労されており、「本当にこの場所で営業できるのか」という点について強い不安を抱えられていました。
また、本件はスケルトン物件からのスタートであり、内装工事と並行して許認可の検討を進める必要がありました。
そのため、
- ・保全対象施設の正確な調査
・用途地域と営業形態の適合確認
・内装業者様との連携による動線設計
などを一つひとつ整理しながら進めていきました。
特に、保全対象施設については確認範囲が広く、見落としがあると致命的なリスクにつながるため、慎重に調査を行いました。

お客さんで賑わう OJARUMARU中目黒店の店内
2.オープン後の様子
開業後に現地へ訪問させていただいたところ、ポーカールームは多くのお客様で賑わっており、非常に活気のある空間となっていました。
店内はネオンを基調とした華やかな内装で、エンターテインメント性の高い雰囲気です。
立地の良さも相まって、集客面でも大きな強みがある店舗だと感じました。
サウナも体験してきました
後日、同フロアにあるサウナ(SAUNA JAPON)も利用させていただきました。
手ぶらで利用できる点や、サウナの温度が高すぎない点、水風呂の温度も冷たすぎない点など、非常にバランスの取れた設計になっており、長時間でも無理なく過ごすことができました。
個人的には、サウナは好きなものの「温度が高すぎると長く入れない」という不安があったのですが、そうしたストレスを感じることなく快適に利用できた点が印象的です。
また、リラクゼーションルームのプロジェクターや温度管理も非常に良く、しっかりとリラックスできる空間が整っていました。
また利用したいと思える施設です。

SAUNA JAPON
3.行政書士からのコメント
今回は人気エリアの中目黒駅直近という好立地だったのですが、意外にもお店は準工業地域に該当するという風営法上の制限に触れるリスクが高いケースでした。
特に準工業地域は「営業できそう」と誤解されやすい一方で、保全対象施設との距離規制については厳格な判断が求められます。
実務上も、「あと数メートル」で営業不可となるケースは珍しくありません。
本件についても、近隣に武蔵野音楽大学があり、実際にはあと十数メートル近ければ申請が認められない可能性がある位置関係でした。
このような状況の中で、今回、OJARUMARU様のように早い段階でご相談いただいたことで、事前に可否判断を行い、リスクを回避したうえで進めることができた点は大きかったと感じています。
物件契約後に問題が発覚すると、時間的・金銭的な損失が大きくなるため、契約前の段階での調査と判断が極めて重要な案件でした。

お客さんで賑わう OJARUMARU中目黒店の店内
4.お店情報
店舗名:OJARUMARU中目黒店
業態:ポーカーバー(アミューズメント)
所在地:東京都目黒区上目黒1丁目18−6 NMビル2階(中目黒駅 徒歩2分)
関連施設のサウナ:SAUNA JAPON
ポーカーとサウナという異なる魅力を一度に楽しめる、非常にユニークな店舗です。
両店舗ともにGoogle等での口コミ評価も高く、実際に訪問した際にも多くのお客様で賑わっており、その人気の高さを実感しました。
読んでいただきたい関連記事
ポーカーバーで特定遊興許可は必要か|5号営業との違いと“取るリスク”を行政書士が解説
スロットバー・ポーカーバーの「10%ルール」とは?風営法の判断基準を行政書士が実務で解説
アミューズメントカジノ(ポーカールーム)の許可申請|実績50店舗以上の行政書士が解説
風俗営業許可(風営法許可)を依頼する行政書士の選び方|失敗しないポイント
風俗営業や深夜営業、ポーカーバーなどの開業は、営業内容や立地条件によって必要となる許可や判断が大きく変わります。
特に物件選定の段階での判断を誤ると、契約後に営業ができないといったリスクもあるため、事前の確認が非常に重要です。
また、今回のOJARUMARU様のように、ポーカールームとサウナといった異なる業態が同一フロアで営業するケースでは、営業形態の整理や許可の切り分けなど、より慎重な判断が求められます。
さらに、複数店舗の展開を見据えている場合には、スムーズに許可取得を進められる体制づくりも重要なポイントとなります。
当事務所では、物件選定の段階から許可取得、その後の多店舗展開まで一貫してサポートしております。
風俗営業許可をご検討の方は、初回のご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
この記事の監修者
行政書士 西 俊之
ARUTO行政書士事務所 代表。
元警察官としての経験を活かし、風営法・ナイトビジネス関連の許可申請を中心に行政書士業務を行う。
キャバクラ・ガールズバー・クラブ・アミューズメント・ゲームセンター・ポーカーバーなど、風営法関連の相談・許可申請は年間300件以上サポートしています。