八王子市で深夜営業許可(深夜酒類提供飲食店)を取得する方法

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コラム

八王子 西放射線通り商店街

1.八王子市で深夜飲食店をオープンする魅力

JR八王子駅から新宿駅までは約40分とアクセスもよく、また高速道路を使えばキャンプやスキー場へも行きやすいため、八王子市は”都会と田舎のイイトコどりの暮らし”でがきる地域として人気があります。

 

八王子市の人口は約58万人です。年々人口は増加傾向にあり、家族世帯の人口が多いのが特徴です。また八王子市内には外国人の働き場も多く、アクセス面も良いため外国人の居住者数も年々増加傾向にあるのが特徴です。

 

八王子駅周辺の繁華街を離れると、隠家的なBARも多く、ゆっくり飲める日は、仕事を忘れて都会の喧騒から離れた深夜BARで朝まで飲んでいたいというニーズは多いことでしょう。

 

地元のお客さんをいかに集客できるかが末永く営業できるかのポイントになります。

 

八王子市駅周辺の繁華街であればさほど問題はないのですが、隠家的なBARはどこでも営業できるという訳ではありません。せっかく気に入った物件を見つけたとしても深夜営業できない地域もありますので経営者の方は注意してください。

 

ここでは、一日でも早く深夜飲食店をオープンする方法について風営法専門の行政書士が解説します。

 

 

目次

 

 

2.深夜飲食店に必要な許可は?

午前0時を過ぎて、お酒をメインとしてお客さんに提供する営業形態の場合は、保健所の飲食店営業許可に加え、管轄の警察署に対して、深夜営業許可を取得する手続きをしなければいけません。

 

深夜営業許可とは正しくは、”深夜における酒類提供飲食店営業開始届”(以下:ここでは「深夜営業許可」と記載)と言います。

 

そのため、ファミリーレストランや24時間営業している牛丼屋さんお酒の提供を主としていませんので、深夜営業許可を取得する必要はありません。

 

居酒屋やバーの営業形態で午前0時を過ぎての営業を行う場合には、深夜営業許可を取得する必要があります。お店の営業形態によって許可を取得するかはケースバーケースですので、疑問に感じた方は管轄の警察署(生活安全課の保安係)か弊所のような風営法専門の行政書士に相談することをおすすめします。

 

深夜営業許可については、警察署に届出が受理されてから10日後から深夜帯の営業が可能となります。

 

無届で深夜営業を行った場合の罰則については、風適法で罰金50万円と定められていますので、必ず許可を取得した上で営業するようにしましょう。

 

また、特に八王子市で気を付けないといけないのは、営業所がある用途地域についてです。深夜営業許可はお店の場所によっては取得することができません。

 

特に八王子市内の場合、駅周辺と幹線道路沿い以外は、住居系の地域が多く、深夜営業許可を取得できない地域となっていますので隠家的なBARをオープンする場合には注意が必要です。

 

八王子市役所のホームページから用途地域は確認できますので、コチラから営業所のある地域を確認してください。

  • 商業地域
  • 近隣商業地域

であれば、深夜営業許可を取得できる地域となります。

 

3.飲食店営業許可の取得

3-1.食品衛生責任者の設置

保健所の窓口では、飲食店営業許可を申請する際には、食品衛生責任者を設置することを求められます。調理師免許などやそれに代わる資格を持っていない方は食品衛生責任者講習を受けて、食品衛生責任者の資格を取得する必要があります。

 

しかし、申請時に資格を取得していなくても誓約書(〇月〇日までに取得する旨)を書くことで申請も受け付けてくれます。オープンには支障ありませんので安心してください。

 

講習の申込みはこちらをクリックすると講習の申込みサイトに進めますので、講習の予約を取ってください。

 

飲食店営業の許可取得後、3か月以内に講習を受けられれば問題ありません。

 

3-2.必要な設備について

飲食店営業の許可が下りるには食品衛生法上で基準が定められています。

 

①区画扉(ウエスタン扉)・・・調理場と客室との境界に設置する扉が付いていること。

 

②温度計表示機能がある冷蔵庫・・・業務用であれば概ね温度計表示機能はついていますので問題ありません。家庭用冷蔵庫の場合であれば後付けできる温度計を設置すれば基準を満たすことができます。

 

③扉付きの食器棚・・・店舗客席数に見合ったサイズの棚を設置する必要があります。どの程度が見合ったサイズかは曖昧な所でもありますが飲食店マニュアルの基準値から考えますとA商品の食器(席数×1.5回転分)が収納できる程度の棚の大きさが必要でしょう。例えば、営業形態がBARでしたらその3分の1程度で十分でしょう。

 

④手洗器(調理場内・トイレ)・・・L5サイズ程度の手洗器が必要です。また調理場内の手洗器の蛇口はレバー式・センサー式・自動停止装置付きであることが必要です。※2021年6月に食品衛生法が改正されて基準が変更になりました。

 

⑤調理場内の床材・・・水捌けの良い素材であること(長尺シート・パラテックス加工等が施されているコンクリート・防水塗装等)、水を流して清掃できる構造であること。

 

⑥壁材の防水・防火加工・・・床から1m程度は防水・防火加工にする必要があります。

 

⑦給湯・給水設備・・・ガスまたは電気の契約・開栓をして、それぞれのシンクの蛇口からお湯が出る状態にしなければいけません。

 

⑧清掃用具入れ・・・更衣室(更衣袋・更衣箱)・・・更衣室がない場合は、更衣箱を備え付ければ基準を満たします。

 

⑨洗浄設備・・・2層以上のシンクが必要とされています。またサイズについても規格(幅45cm奥行36cm高さ18cm以上の大きさ)があるのでその基準値以上のシンクを備え付けましょう。

 

⑩換気設備・・・調理場・客室内に換気扇を設け、店内の換気をできる状態にしなければいけません。

 

他にも、水道周りに漏れがあったら許可は下りませんし、不安になることがあれば早めに保健所の担当者に確認することをお勧めします。

 

3-3.飲食店営業許可の申請に必要な書類

八王子市内の飲食店営業許可の申請窓口は、八王子市保健所となっています。

 

八王子市保健所は、JR八王子駅と京王八王子駅の間に位置し、両方の駅から徒歩3分程度です。

 

保健所への申請は、Gビズを取得すれば保健所に赴かないでインターネットからのオンライン申請も可能なのですが、結局は手数料を支払いに保健所まで赴かなければいけませんので、保健所に赴いて申請することをお勧めします。

 

申請に必要な書類は、

  1. 1.営業許可申請書 (書式はコチラ
  2. 2.食品衛生責任者講習修了証または講習を受講する旨の誓約書
  3. 3.店内設備を記載した図面2枚
  4. 4.会社登記簿謄本(法人のみ)
  5. 5.衛生管理計画表(HACCP)
  6. 6.水質検査成績書(貯水槽使用水、井戸水使用の場合)

になります。事前準備して申請するとスムーズです。

 

申請手数料(18,300円)を納めて申請が完了したら、必ず、写メかコピーで申請書の控え保管するようにしましょう。クレジットカードや求人の申し込みがこの控え書類で受け付けてくれる業者もあります。スムーズなオープンには必要不可欠です。

 

申請が完了すると、保健所担当者と日程調整を行い、担当者の方がお店に来て検査を受けます。それで上記の設備が基準に達していると判断されたら、翌営業日付けで飲食店営業許可が下ります。

 

八王子保健所では、1週間程度で営業許可書を発付してくれます。営業許可書は郵送受け取りも可能ですので、保健所から離れた営業者の方は郵送受け取りを利用するとよいでしょう。そして、営業許可書が発付されたらいよいよ警察署への届出をすることが可能となります。

 

以上が飲食店営業許可取得のために必要な書類と検査までの流れになります。深夜営業許可を取得するためには飲食店の営業許可書のコピーが必要になるため、物件契約からいかに早く保健所の検査を受けて、営業許可書を取得できるかが深夜営業許可を早く取得するポイントとなります。

 

4.深夜営業許可の申請

4-1.深夜営業許可における設備基準

保健所と警察署の設備基準は異なります。

  • 保健所は食品衛生を維持して食中毒などを起こさせないのため(食品衛生法による基準)
  • 警察は治安を維持するため(風営法による基準)

とそれぞれ役所の役割は異なります。

 

深夜営業許可は、風営法の基準が適用されますので、店内を一定以上暗くして雰囲気を醸し出したり、小さな個室を設けるのはNGとなります。

 

お酒をメインとて提供する深夜営業となりますので、客に猥褻なことを誘発させないように照度や個室の大きさにも規定が設けられていることを理解しておきましょう。

 

よく深夜営業許可の申請で適用される風営法の基準は、

  1. ① 営業所内に視界を妨げるようなものがないか(植栽・パーテーション等)
    ② 照明の照度は基準の照度はあるか(20ルクス以上)
    ③ 裸などの卑猥な掲示物がないか
    ④個室がある場合は、主たる客室と個室それぞれが9.5㎡以上あるか
    ⑤ 基準の騒音値を超えないか

などがあります。上記の基準を満たすように内装・配置をしなければいけません。

 

4-2.申請に必要な書類

保健所の申請書類と違って、警察署では原則、窓口で申請書類のチェックを受け、受理されるか不受理で書類の訂正を受けるかどちらかです。そのため、受理されるように丁寧に書類を整える必要があります。

 

必要な書類は以下のとおりです。

① 深夜における酒類提供飲食店営業営業開始届出書・営業の方法

上記警視庁のHPからダウンロードできます。

 

② 法人の場合

会社登記簿謄本・定款・役員全員の住民票(本籍地記載ありでマイナンバーの記載がないもの)・役員一覧表を準備します。

 

③ メニュー表

各価格・税込み表記のもの(ASK・サービス料等の表記は指摘されます。値段をはっきりさせて、接待行為を疑われる料金記載は好ましくありません。)

 

④ 営業所周辺の概略図(半径100m以内)

営業所から半径100m以内の用途地域を表記した概略図 複製許諾付きのゼンリン地図を縮尺1/1000にして記入するのが一般的です。

 

⑤ 店舗図面・求積表(平面図・営業所求積図・客室及び調理場求積図・照明音響設備図)

この図面作成が深夜営業許可書類の中では1番苦労するところでしょう。不動産や内装業者から入手した間取り図面や施工図面はそのままは使用することができません。風営法のルールに沿った図面を作成して、さらに求積しなければいけません。図面作成だけを風営専門の行政書士に依頼する方も多いです。

 

風営法(深夜酒類提供飲食店開始届)の図面作成の方法については、コチラの記事を参照してください。

 

⑥ 賃貸借契約書

建物契約者と届出者(営業許可書の名義人)と異なる場合は、建物オーナーからの使用承諾書が必須となります。建物契約者と届出者が同一の場合は、使用承諾書は法定書類ではありません。

 

⑦ 申請者の住民票(本籍地の記載有り・マイナンバーの記載がないもの)

申請者が外国人の場合は、住民票に加えて、外国人登録証明書(在留カード)の写しを添付する必要があります。

 

⑧ 飲食店営業許可書

 

⑨ 誓約書

接待行為や客引きを行わない旨の誓約書を添付します。

 

①~⑨の書類を編綴して、原本と副本(コピー)に分けて、原本を提出します。

 

深夜営業許可については許可書というものがありませんので、受理されたら担当者が副本に受理番号を記載してくれますので、それをお店で保管します。

 

先ほども説明したように、警察署に理されてから10日後からの深夜の営業が可能となります。

 

以上が深夜営業許可を取得するための書類の説明になります。

 

4-3.管轄警察署の確認

八王子市内の警察署は3つの管轄に分かれています。営業所の住所を下記で確認してください。

 

また、警察署は事件捜査や当直明けで担当者が不在の時もありますので、必ず事前連絡してから赴くようにしましょう。担当者不在で受け付けをしてくれない場合もあります。

 

八王子警察署

八王子市の内 暁町1~3丁目、旭町、東町、上野町、追分町、大横町、大和田町1~7丁目、小門町、清川町、子安町1~4丁目、新町、千人町1~4丁目、台町1~4丁目、田町、寺町、天神町、中町、中野上町1~5丁目、中野山王1~3丁目、中野町、八幡町、日吉町、平岡町、富士見町、本郷町、本町、三崎町、緑町、南新町、南町、明神町1~4丁目、元本郷町1~4丁目、元横山町1~3丁目、八木町、八日町、横山町、万町、犬目町、上川町、川口町、樽原町、美山町、梅坪町、尾崎町、加住町1・2丁目、左入町、高月町、滝山町1・2丁目、丹木町1~3丁目、戸吹町、みつい台1・2丁目、宮下町、谷野町、石川町、宇津木町、大谷町、久保山町1・2丁目、小宮町、平町、高倉町、丸山町

 

高尾警察署

八王子市の内 裏高尾町、高尾町、甘里町、西浅川町、初沢町、東浅川町、南浅川町、散田町1~5丁目、城山手1・2丁目、長房町、並木町、挟間町、めじろ台1~4丁目、山田町、大船町、椚田町、館町、寺田町、泉町、叶谷町、上壱分方町、川町、諏訪町、大楽寺町、弐分方町、元八王子町1~3丁目、横川町、四谷町、小津町、上恩方町、下恩方町、西寺方町

 

南大沢警察署

八王子市の内 上柚木、上柚木2・3丁目、越野、下柚木、下柚木2・3丁目、中山、南陽台1~3丁目、別所1・2丁目、堀之内、堀之内2・3丁目、松木、南大沢1~5丁目、鑓水、鑓水2丁目、大塚、鹿島、東中野、松が谷、宇津貫町、片倉町、小比企町、七国1~6丁目、西片倉1~3丁目、兵衛1・2丁目、みなみ野1~6丁目、打越町、北野台1~5丁目、北野町、絹ヶ丘1~3丁目、長沼町、町田市の内 相原町、小山町、小山ヶ丘1~6丁目

 

4-4.届出完了後の諸注意

深夜営業許可の届出が受理されたら、お店に従業者名簿を備え付けることが義務となります。

 

書式は、こちらを参照してください。⇒ 従業者名簿

 

警察官には風営法の立ち入りの権限というものが与えられています。

 

深夜営業許可を手続きを行ったということは、警察も深夜営業をしているお店だと把握しているということになりますので、警察官の立ち入りには備えておいてください。警察官が立入りに来た際に必ずチェックするのが従業員名簿です。

 

従業者名簿は、従業者本人に記入してもらい、本籍地が記載の住民票と運転免許証などの顔入りの証明書の3点セットで保管しましょう。従業員が辞めてから3年間の保管義務がありますので、ファイルにして綴じて、深夜営業許可の控え書類と一緒に保管しておくのがよいでしょう。

 

従業者名簿の備え付け義務違反は、罰金50万円と定められています。

 

5.まとめ~行政書士に依頼するメリット~

初めてご自身での申請を試みる方からすれば、初めて見かける用語も多かったでしょうし、深夜営業許可を取得するのは結構手間がかかるものであるということが理解して頂けたのではないでしょうか。

 

警察署では風営法のルールに沿って厳しく書類チェックされます。頑張ってご自身で申請したが受理されないため、結局、行政書士に依頼したということもよく聞く話です。

 

営業許可関連の手続きは専門家である行政書士に任せてみてはどうでしょうか。経営者の方はオープン準備に専念して頂いた方が費用対効果が高いのではないかと思われます。

 

もし、行政書士に依頼するのであれば、必ず、弊所のような風営法専門の行政書士に飲食店営業許可と深夜営業許可のセットで依頼してださい。

 

経営者の方は1日でも早くオープンしたいと考えられているはずです。

 

物件契約して間もない店舗では、様々な業者さんらが出入りして経営者の方もその対応に追われます。そういった慌ただしい中でスムーズに飲食店営業許可が下りるよう内装業者に改善を依頼したりするのが意外に難しく、経験も必要になってきます。その調整能力が行政書士の力量だと思っています。

 

弊所では、年間100件以上の風営法関連の申請に携わっていますので、実績も豊富です。また、行政書士が複数対応していますのでお急ぎ案件にも対応可能です。

 

弊所では相場よりも安価に料金設定をしており、これまで沢山の八王子市にあるのお店のお手伝いをさせていただいております。

 

また、弊所では飲食店に関連する消防手続きやタバコの販売許可手続きもお手伝いさせていただいており、「20歳未満の方へはお酒は提供致しません」のプレートや従業者名簿の書式のサービスなど、許可取得後のアフターサポートもしています。

 

新型コロナウィルス感染症関連の給付金・補助金や助成金など飲食店サポート業務も随時行っています。

 

従業員一同、ご縁があって依頼された経営者様のお店につきましては、末永く繁盛していただきたいと思っております。ご相談はお気軽にお問い合わせください。スピード対応させていただきます。

 

弊所の料金表はコチラ

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